750 x 450   1995年制作


1990年頃より観光でインドネシア、バリ島へ行くようになりました。

初めのころは、常夏の島では木々は葉を落とすことも無く、熱帯の木々は私の版画の表現対象には、向かないだろうと思い込んでいました。が、しかし、何度か通ううちにバリの木々の圧倒的な生命力に心を奪われていきました。この木は観光地ウブドのモンキーフォレストの中のお寺、プラダレムの門の向かいに立っています。スケッチをしている最中に突然、はらはらと葉が落ちだして、翌日には裸の木になってしまいました。熱帯の植物でもたまには葉を落として新陳代謝を図っているのでしょうか。