1620 x 1100  1996年制作

第14回上野の森美術館大賞展入選作品


バリ島のウブド、メインストリートを東に突き当たってさらにJI Gunung sari

に入り JI Raya Pejen kawanを北に行った Bintang kening という村のプラに有りました。とても大きな木で作品自体も100号近い大きさになりウブドのARMAで2000年に個展を開いた折に、オーナーのアグンライ氏が作品にタイトルを付けてくれました。意味は木に宿る精霊の事で、具現化するとバロンとなる神様の事です。残念な事に今はもうこの木は切られてしまい、実物を見る事は叶いません。最近はこの種の樹、バニヤントゥリーが多く切られてしまう現場を目にします。この木の特徴として幹の途中から気根といって髪の毛の様な根を下ろし、広がっていくように成長して行きます。

しかし、道路沿いや、家、お寺が近くに建っていると、思うように根張りが出来ず、樹高に見合った足元が確保できないと倒れてしまったり、枝が強風で落ちてきたりして被害が出るため、大きなバニヤンが次々に切られています。悲しい事ですが仕方ないのでしょう。