1400 x 1500  2005年制作

第23回上野の森美術館大賞展1次賞候補


ウブドから東にバイクで15分位の JI RayaBuruanにドゥルガーを祭っているお寺がある。ドゥルガーとはヒンドゥー教の3大神のシバ神の妻で、戦いを司るちょっと恐ろしい神様である。バリヒンドゥーにおいては、ドゥルガーは魔女ランダと同じものとして崇め恐れられている。表通り沿いには普通のバリヒンドゥーの寺院があるのだが、お寺の右側から裏山に登る階段が30m程続いている。

小山を登り切るとこのとんでもないバニヤントゥリーがあって、その根っこの下を潜り抜けるようにして山頂に着く。そこには16世紀に作られたと云われるドゥルガーのレリーフ石像が鎮座していました。この場所を教えてくれたのはアグンライ氏でした。

2008年にこの寺を再度訪れたときには右側の幹がばっさり切られていました。

仰天してお寺の僧侶に尋ねましたが、真相は話してくれませんでした。アグンライ氏も口をつぐんでいたところを観ると大きな事故でもあったのかもしれません。